歯を失う原因にもなる歯周病

歯周病で歯を失わないためには早期発見・早期治療がポイント

歯周病で歯を失わないためには早期発見・早期治療がポイント 歯を失ってしまうというと虫歯を思い浮かべる人も多いですが、実は歯を失う原因の第一位は歯周病です。
これは歯周病菌が歯茎に炎症を起こし、周りの組織を破壊してしまう病気になります。
本来であれば歯を支えるはずの骨が溶けてしまうので、歯が抜けてしまうのです。
自覚症状が出にくいので、気が付いた時には悪化していることも少なくありません。
そういった状況を防ぐには、定期検診を受けて早期発見することが大切です。
早期発見することで早期に治療を開始することになり、歯が抜けるのを予防することができます。
一度溶けてしまった骨は元に戻すことはできないので、早い段階で歯周病を治療することが重要です。
歯科クリニックではクリーニングなども行っており、歯磨きでは取り除けない歯石の除去なども行えます。
また、歯周病になりにくいブラッシングの仕方なども指導してもらえるので、定期的に歯科クリニックを受診して定期検診を受けるのがおすすめです。

歯周病にならないための正しい歯磨きの方法

歯周病にならないための正しい歯磨きの方法 歯周病にならないためには、正しく歯磨きをする必要があります。
まず歯磨きをする前に行うこととして、自分の歯に歯ブラシがあっているかを確認しなくてはなりません。
ヘッドの大きさは、自分の上の前歯2本の幅とし、歯茎が傷んでいる場合は柔らかめの毛の硬さにします。
歯周病にならないための正しい歯磨きの方法は、歯の場所によって異なります。
表側の歯では、歯と歯茎の境目にブラシをあてて、マッサージをするように小刻みに動かしていきます。
裏側は磨きにくい部分でもあるため、ブラシを縦にし、汚れを掻き出すイメージで磨きます。
奥歯は溝部分に歯垢がたまりやすくなっているので、小刻みに動かすのがポイントになり、時間をかけて歯垢を取り除いていきます。
忘れてしまいがちなのが歯の根元です。
歯と歯の根元部分は段差があるため非常に歯垢がたまりやすくなっています。
そのため、境目にブラシを当てて回転をさせながら磨くことを意識します。
45度の角度で前後に動かすとしっかりと歯垢を除去することができます。